不登校の原因はいじめ。転勤族の子供が高校進学できた体験談

脱不登校できた体験談

私の夫は、金融関係に勤めています。

息子が小学校の高学年から1年~半年のペースで移動があり、1年間に2回くらい転校しなければいけないときもありました。

小学生という小さな息子。

つらい思いをしたと思うのですが、母親の私には一切愚痴を吐くこともなく、黙々と学校へ通っていました。

中学2年の6月から学校に行かなくなった

中学2年の6月から学校に行かなくなった
私に余計な心配をかけたくなかったのだと思います。

そんなことに気づかない私は、引っ越しやご近所、保護者とのお付き合いばかりに力をいれていました。

今思うと私たち親のせいで息子を追い込み、気づいた時には中学2年の6月くらいから学校に行かなくなりました。

息子が不登校になった最初の朝

息子が不登校になった最初の朝
その日は突然やってきたのです。

朝、起こさずともちゃんと自分で起きる子なのに、なかなか食卓にやってきません。

体調でも悪いのかなと思って、部屋に行くとベッドで布団をかぶっています。

呼びかけても全く反応なし。

「アレ?」と思って、布団をめくってみると顔を真っ赤にしています。

熱でもあるのかなと思って頬に触ると濡れているのです。

息子は泣いていたのです。

私は胸にドーンと重いおもりのようなものがつっかえるような感覚を今でも覚えています。

子供が朝から泣いているなんて、母親として穏やかではいられません。

動揺していた私は、「どうしたの?」と聞き、続いて「何で泣いているの?」とも聞いてみました。

答えてくれない息子。

気づいたら私は、息子の背中を撫でていました。

そして、背中を撫でながら「どうした?」ともう一度聞きました。

すると、私が思っていない内容「もう、今日から学校に行きたくない」と言い出したのです。

「わかった・・・。」

私は一言だけ発し、息子の布団をかけなおし「もう少し寝てていいよ。」と言って部屋から出ていきました。

ダイニングに戻ると、夫が急いだ感じとネクタイを締めて、バッグを持って出かけようとしていました。

「学校に行きたくない」という息子。親の判断は

「学校に行きたくない」という息子。親の判断は
「なに?風邪でもひいたか?」と聞いてくる夫。

私は、「ちょっと心が疲れているみたい。事情はまだはっきり分からないかけど、今日、学校を休ませる。」

さらに続けて「今日学校に行ってくる。あの子はなかなか言わないだろうから、学校に事情をきいてくる」と伝えました。

すると主人は「もし、いじめだと学校も事情なんて言いたがらないよ」と言い出したのです。

「俺の親父も転勤族だったから、俺も小学校、中学校、かなりやられているもん。だからこんな日が来るのではないかと恐れていたんだよ・・・。」

そして、「今日の学校、俺も行くわ」と言ってくれました。

息子が不登校になった原因を学校に相談

息子が不登校になった原因を学校に相談
早速、学校へ息子が不登校になった理由を聞きに行ってみました。

まずは、私が学校へ息子が欠席する旨を電話しました。

そして、主人と二人で担任の先生に聞きたいことがあることも付け加えました。

学校の回答は、「すぐにお越しください。」とのこと。

テレビやネットニュースで、学校でのいじめ問題はよく取り上げられています。

問題が大きくならないように、学校側もすぐに対応してくれました。

学校の対応

学校の対応
一つ間違えれば、モンスターペアレンツと思われかねない行為なのかもしれません。

それくらい私たち夫婦は、鼻息荒く学校へと向かったのです。

学校に着くと、私たちは校長室に通され、校長・学年主任・担任の3人が対応してくれました。

私は、朝の息子の状況(布団の中で泣いていたこと、学校に行きたくないと言っていることなど)を話し、ここ数日間、息子が少し元気がなかったことを話しました。

そうすると担任の先生が、

「○○君は、僕から見てもかなり我慢強いお子さんだと思います。その彼がそのような状況になるということは、学校で何かあったのだと考えられます。この場合、クラスでアンケートを取って、いじめの実態を把握することを検討するのですが、なかなか本当の回答は出てこないでしょう。しばらくの間、○○君には自宅で学習してもらい、学校に来れないのはなぜか?をクラスで話し合っていきたいと思います。そしてクラスの一人一人に話を聞いていきます」

と言ってくれたのです。

担任の先生の誠実な対応が正直私たちを少し安心させてくれました。

そして、学校からの帰り道で主人は、「学校の対応も悪くないし、先生も誠実な方でよかった。」と言いました。

不登校の間、自宅での生活

不登校の間、自宅での生活
息子の自宅での学習が始まった。

外に行くことに抵抗があったので、主にネットを利用した学習をはじめました。

もちろん、参考書や問題集も買いましたが、ネットの方が動画で学べるなどわかりやすく、さらに質問などサポートもあるので安心です。

学習以外でのできるサポートはやっぱり食事。

仕事から帰ってくるとまず食事を食べたかチェックしました。

外にでることがない息子は、置いてあった食事には手を付けていました。

しかし、ずいぶん残してはいました。

どうしてもまだ食欲ないだろうなぁと感じる私。

育ち盛りなのに、可愛そうです。

主人も気になっている様子で、仕事が早く終わった日は、息子の部屋に行っていました。

昔はよくゲームをしていた主人。

格闘ゲームシの最新作を二人でプレイしながら遊んでいました。

夫ができる父親としてのコミニケーションだったのだと思います。

不登校になった理由

不登校になった理由
たまたま「今日は部屋で何してたの?」と聞くと、「勉強していた。」と言っていました。

学校に行っていないけど、成績は落としたくない。」とも言っていました。

普通なら自分の子供のことをほめるのもなんですが、かなり几帳面な性格な息子。

成績も悪くありません。

だから、担任の先生も息子を気にかけてくれた思います。

そのような真面目で、ちょっと融通利かないところもあるから人から攻撃されることもあるのでしょう。

学校で何があったか、話してくれないかな?」と私は息子に聞きました。

すると息子は、しばらく机に向かっていて、こちらも振り向きません。

主人がそっと駆け寄り、息子の背中を撫でています。

泣いていたのです。

10分ほどたったころでしょうか、少し落ち着いたみたいで話してくれました。

不登校になった大きなきっかけは、

『クラスの全員から無視され続けていた』ということ。

もう1か月以上学校では誰とも口をきいていないとのことでした。

授業中にあてられて、先生の質問に完璧に答えると、わざと「おぉー!!!」とか声を上げる生徒もいるとか。

そのほかにもいろんな嫌がらせを受けていたことを教えてくれました。

聞いていて気分がどんよりしたことをはっきり覚えています。

受験対策について話し合った結果

この時は、すでに中学2年生の1月でしたから受験のことが心配でした。

主人と話し合った結果、『ネット学習だけでの高校受験は難しいのでは?』という結論で家庭教師をつけることにしました。

うちの息子の場合、他人がまったくダメというわけではなかったので家庭教師は受け入れやすかったです。

不登校が原因で、他人に会うことを拒絶する。そんな子は、家庭教師も厳しいと聞きます。

息子に合った家庭教師を募集した方法

息子に合った家庭教師を募集した方法
家庭教師をお願いするのに、近くの国立大学の学生課に相談し、家庭教師のアルバイトを募集しました。

もちろん事情を話し、平日の昼間に来ていただける方をお願いしたところ、大学院生の方が来てくれることに。

心理学を勉強している院生で、英語が得意ということだったのでお願いすることにしました。

息子は、数学や理科系は得意なんですが英語が少しに苦手。

高校受験で必要な英語を教えてもらえるようにお願いしたところ、塾講師もしており英語を担当しているから得意と言ってくれました。

おかげさまで、この院生に英語を教えてもらって点数はかなり上がりました。

学校に通っているときよりも効率的に学習できたと思っています。

あのまま学校に通っていたら、今の高校を受験できたかどうかわかりません。

ほかにも、現国・古典などもわかりやすく教えてもらったようです。

息子とこの院生の方が性格の相性良かったのだと思います。

近くの公園でキャッチボールなど遊んでくれたりもしました。

サポート付きのネット学習はたしかに効率的ですが、直接教えてもらったほうがもっとも効率的。

対人が苦手ではなかった息子は、この院生との相性が良かった。

勉強以外にも、年上の人と接することで息子の人生観も変わっていったようでした。

息子は、この院生の方と勉強するようになり将来の夢が決まったのです。

自分のように学校に行けなくなった子供をサポートできる精神科医になりたいと言い出したのです。


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受験した合格したのは、都内の私立高校

受験した合格したのは、都内の私立高校
また主人の転勤がきまり、今度は首都圏でしたので、都内の私立高校を受験しました。

院生の家庭教師の頑張りもあって、高校受験を合格することができました。

いじめを受けながら学校へ通っていたら多分高校には合格できていなかったと思います。

結果的に、息子はこの日を境に中学校へは行きませんでした。

卒業までの間、数少ない友達たちが家を訪ねてきてくれたり、先生も家庭訪問してくれたりしましたが、やっぱりかなり精神的につらかったようで学校には戻れませんでした。

卒業証書も私が取りに行きました。

卒業証書を受け取る時に全然関係ない教師から、「甘やかすぎだよ!」と聞こえるか聞こえない声で囁かれましたが、私は息子が中学校行かなかったこと、彼が自宅で勉強したことを誇りに思っています。

不登校で悩んでいるお父さん・お母さんに一言。

『子供を信じてあげて、味方になってあげてほしい』

今、息子は毎日、笑顔で高校へ通っています。

本当に口数は少ない子ですが、楽しそうなのは伝わってきます。

そして今の高校にも不登校から高校受験をした仲間がいるとのことです。

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