いじめが原因で不登校に。いじめを克服し高校に進学できた体験談

脱不登校できた体験談

私には今、現在高校2年生になる息子がひとりいます。

息子は中学の時いじめられていました。

元々、息子は小さいときから少し気が弱かったので、父親である私も少し気にはなっていたのです。

しかし、まだ小学生。

それほど心配することでもないだろうと思っており、あまり深く考えていませんでした。

不登校の原因はいじめ。しかも、同じクラスの生徒たちだった

不登校の原因はいじめ。しかも、同じクラスの生徒たちだった
今思い出すと中学生になった頃から、いじめが始まっていました。

息子をいじめていたのは、同じクラスの生徒。

私自身も子供の頃にいじめにあったことがあったので、息子の気持ちは理解できます。

ところが、息子はいじめられる頻度が多くなるにつれ、徐々に両親である私たちにもあまり話さなくなっていったのです。

そして、私と妻は困り果てた上に、正直に担任の先生へと相談することにしました。

いじめの対象になった理由

私たちが先生に相談したとき、私たちも知らなかった事実がそこにはあったのでした。

それは、最初のころ息子もいじめる側にいたということです。

ところが、ある時いじめていることを不快に思い、いじめている生徒ともめたそうです。

それからは、息子がいじめられるターゲットにされたとのことでした。

担任の先生も見かけて注意や教育していたそうですが、解決できていませんでした。

その結果、息子は中学1年生の冬休み頃には「もう学校へと行きたくない」と言い出し家から出ない。

もちろん、私たちはそんなことはさせまいとさまざまな努力をしました。

しかし、息子の気持ちは完全に閉ざされたままで全く聞き入れてくれません。

そして、学校に行っていない状態でも私たちは何も言えなくなっていたのです。

不登校の間、家でしていたことは

不登校の間、家でしていたこと
学校に行っていない間、家では漫画を読んだり、ゲームをしたりして過ごしていました。

ただ、やはり本人も学校のことが気になるのか勉強もしている気配はありました。

ときどき、部屋を覗くと机に向かって何やら勉強している様子。

正直、私も妻も少しホッとし、うれしい気持ちがありました。

なぜかというと、学校には行きたくないけれど、勉強はそれほど嫌いではない。

『将来をあきらめているわけではない』と肌で感じたからです。

ですので、私たちはしばらくそっと見守るようにしました。

不登校でも子供は成長していると感じたらうれしいものです。

息子の姿を見て『もしかしたら、学校に行けるようでは』と少し期待した冬休み。

あっという間に終わり3学期が始まりましたが、まだ学校に行くことはできませんでした。

そして、私たちは今まで通り無理に学校に行かせようとは思っていませんでした。

不登校の間、家族の状況は

私も妻も出来る限り、息子には話しかけるようにはしていました。

理由は、少しでも会話をすることで気持ちを明るくしたいからです。

そんな私たち親の気持ちが少しは通じたのか、徐々に返事をしてくれるようになってきました。

私も妻もまた嬉しくなり、このままの調子ならいずれ息子自ら「学校に行く!」と言ってくれるのではないかと期待したのです。

不登校のあいだ、嬉しかった出来事

不登校のあいだ、嬉しかった出来事
ちょっとずつ心を開き始めたころ、担任の先生から久しぶりに連絡がきました。

息子の今の様子を聞きたいとのことだったです。

私たちも正直に今の様子をありのまま話しました。

担任の先生は真剣に話を聞いていただき、理解したうえで「無理に学校へと来させなくて良い」と言ってくれました。

担任の先生も私たちと同じ気持ちで、今は無理せず、ちょっとずつ励ましながら見守っていくことが大事だと理解してくれたのです。

クラスの生徒たちが訪ねてきた

クラスの生徒たちが訪ねてきた
3学期も始まりしばらくした頃、同じクラスの女の子たちが訪ねてきました。

随分学校に来ていない息子を心配して、わざわざ家まで訪ねてくれたのです。

ところが、息子も恥ずかしいのか女の子たちに姿を見せません。

せっかく来てくれた女の子たちもあきらめ帰ってしまいました。

そして数日後、同じクラスの男の子たちが訪ねてきました。

この子たちは、いつも遊んでいた仲のいい男の子たち。

そういう意味では1番嬉しい訪問者だったのかも知れません。

さすがにその時ばかりは、息子も少しですが顔を出し話をしている感じでした。

部屋までは上がらなかったものの、玄関先でしばらく話していました。

日頃の息子を見ているからわかることですが、このときの息子は笑顔でした。

それを見た私も妻もホッとした気持ちになり、ほんとうに嬉しかったです。

先生からの報告

先生からの報告
同じクラスの生徒たちが訪れるようになり、少しずつ元気が出始めた息子。

今度は、担任の先生が訪ねてきました。

まだ担任の先生だと部屋から出きれませんでしたが、私と妻、先生の三人で話していると様々な報告をもらえました。

まず最初に教えてくれたうれしいニュースは、『クラスでのいじめは無くなった』とのことでした。

正直、いくら信頼できる担任の先生とは言え、そんなに簡単にいじめがなくなるわけはないと思いました。

ところがよくよく聞いてみると、息子が不登校になってからクラスでは、『いじめをテーマ』に話し合ったとのこと。

また、いじめられるとどんな気持ちになるのか、どんな不快感な気持ちになるのかをみんなで考え、話し合い、解りあったようなのです。

その結果、ちょっとずつ『いじめ』を受け入れないクラスに。

そして、いじめを克服できたと先生が感じ報告しにきたということです。

クラスのみんなは、息子がいじめによって不登校になっていることを良く理解している。

だからこそ、いじめについてを敏感に感じているとのことでもありました。

すると、話を聞いていたのか、担任の先生が帰るころに息子が部屋から出て来て、「もうすぐしたら学校に行きます。」と自ら言ったのでした。

私も妻も驚いたのですが、物凄く嬉しくなり思わず涙が出ました。

また、担任の先生も黙って頷き、そのまま帰って行かれました。

その後、夕食を食べたのですが息子も嬉しそうに見えました。

特に会話することは無かったのですが、私たちは内心喜びにうち震えていたことを今でも覚えています。

不登校から脱不登校。そして、高校受験

不登校から脱不登校。そして、高校受験
それから数日した頃、息子が朝起きてきて、「今日から学校に行くね!」と言ったのです。

私も丁度会社へと行くところだったので、息子を途中まで車に乗せていきました。

車から降りる際には、息子なりの笑顔で学校へ歩いて行ったのです。

なんだかんだと大変なことはたくさんありましたが、やはり息子は学校が好きなんだと思えた瞬間です。

それからは全く問題なく以前のように学校へと行くようになりました。

そして、中学3年生の夏休み明け。

いよいよ高校受験が迫ってきました。

不登校からの高校受験

幸いにも息子は、いじめるよる不登校の期間は短かったので、高校受験に大きな影響は受けませんでした。

また、仲の良かった幼馴染みのクラスメイトの男の子や女の子たちとは同じ高校を目指すことにもなり、より『合格したい!』と強く思える状態でした。

ですので、自然と息子も自ら勉強をするようになり、また友達たちとも一緒に勉強するようになっていました。

主な勉強方法は塾に通うのではなく、ネット塾での勉強。

ネット塾を使い始めたのは、不登校のころからです。

たまたま自分の机で勉強できる方法を見つけたのがきっかけでした。

もちろん、解らないことに関しては質問できる。

どんな勉強すればいいのか教えてくれるサポートつきを選びました。

特別難しい私学を目指すのではなく、近所の公立高校を目指すならネット塾で十分に学ぶことができます。

ネット塾のおかげで学校に行っていなかった息子でも、そんなに勉強に遅れをとらず無事に公立高校に合格。

幼馴染みのクラスメイトもほとんどが合格したとのことでした。

不登校から脱不登校。そして、高校に通えるようになってから

不登校から脱不登校。そして、高校に通えるようになってから
息子は今、全くいじめなどはなく楽しそうに高校に通っています。

この体験談を読んでいる方で、私の息子のように不登校になった子供を持つ親御さんに私からひとつだけ言えること。

それは、

『何より息子を、自分の子供を信じてあげる』

とても大事です。

「親が我が子を信じてあげなくて、誰が信じますか?」ということです。

子供は、生まれてから親の姿を見て育っているので鏡でもあるのです。

ですので、親と子は一心同体です。

大事に育てたいなら、信じてあげてサポートしてあげる。

できることから始めて決してあきらめないこと。

やっぱり親として子供の将来は諦めたくないですよね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました