不登校を克服するために親が家ですべきこと・やるべきこと

不登校の悩み解決

『子どもが不登校に!』あまりにも突然のことに戸惑うご家庭も多いと思います。


「なぜウチの子が?」と、ほとんどの親が思うもの。

それもそのはず。

不登校になる前まではむしろ「しっかりした子」「手のかからない子」という子どもが多く、自分の意思をしっかりと持った子どもが不登校になりやすい傾向だからです。

そこでこの記事では、もしも子どもが不登校になってしまったら・・・親としてどのように子どもと接すればよいのか?

「すべきこと」「できること」に分けて紹介していきます。

子どもが突然不登校に!親として『すべきこと』

子どもが突然不登校に!親としてすべきこと
まずは親としてすべきことについてです。

ここではわかりやすいように、不登校とインフルエンザとを置き換えて考えてみましょう!

もしも子どもが気をつけていたのにインフルエンザにかかったら・・・親としてあなたはどのように子どもと接しますか?

不登校とインフルエンザ

段階1~ただの風邪ではないことを認め休ませる

まずはこれですよね。


「いつもの風邪とは様子が違うぞ?」と察知して、病院に連れて行くところから始めるでしょう。

そして内科の先生から処方された適切な薬を飲み、定められた日数を休ませることに専念します。

インフルエンザは特に、本人が元気になったとしても早めに登校することはできません。

また市販されている総合風邪薬をいくら飲んでも治らないのが特徴です。

これはそのまま不登校の子どもにも当てはまります。

親が子どもの些細な異変に気が付き、「これは普通のサボりとは違うぞ?」と手を差し伸べることが大切です。

もしもインフルエンザと分かったら、無理していこうとする子どもを必死で止めますよね?根性で頑張れる次元の問題ではありません。

子どもが発するSOS(頻繁にお腹が痛くなる・頭痛が起きる・日常的に朝起きれない・食欲がない・笑顔がないetc) に敏感になり、親の方から「少し休んだ方がいいんじゃない?」と声をかけてあげるぐらいの決断力を持ちましょう。

段階2~専門の医師に相談する

インフルエンザは普通の風邪とはウイルスの種類が違うため、市販の風邪薬を飲んでも効果はありません。

怪しいと思ったら病院で検査を受け、インフルエンザの型に合わせた正しい薬を処方することが必要です。

この段階でもしも親が、「ただの風邪でしょ」と過信をしたり、「ゆっくり寝てれば治る」と間違った対処方法をしてしまったら、子ども本人だけではなく周りのお友だちも巻き込むような結果になってしまいます。

これは不登校の子どもの場合も同じです。

初期段階で不登校専門の大人に相談しないことで、本人はもちろんクラスメートの日常を巻き込んでしまう事態が想定されます。

またインフルエンザを治してくれる大人は内科や小児科の先生だけですが、不登校の問題解決に携わってくれる分野の大人はたくさんいます。

問題解決

     

  • 教師
  • カウンセラー
  • ソーシャルワーカー
  • 精神科
  • 国の児童福祉相談窓口
  • 民間のフリースクール
  • 個人の不登校支援
  • ボランティアの学習空間
  • 家庭の問題を一緒になって解決に導いてくれる選択肢がたくさんあるので、親だけで抱え込まないで専門の知識を活用するようにしましょう。
    段階3~無理させないように見守る

    インフルエンザには学校ごとに定められた登校停止の期間があります。

    これは他の人に移す可能性が高い期間を想定して、感染の広がりを防ぐためです。

    さらにインフルエンザで高熱が続くと、休んでいる間に子どもの体力も低下します。

    もしも病み上がりの初日がいきなり運動会だったとしたら・・・あなたはどのような決断をしますか?

    きっと子どもの意思を尊重しつつも、決して無理はさせないよう言い聞かせ、担任の先生に対しても十分な配慮をしてもらうようお願いすると思います。

    不登校で子どもの心に元気がない時も同じです。

    昨日まで学校を休んでいた子どもが急に、「明日は行ってみようかな?」と言い出しても、「やっとこれで子どもの不登校から解放される!」と舞い上がってはいけません。

    親として考えなくてはいけないのは、「明日子どもが最後まで授業を受けられるか?」よりも、「その後も継続的に学校に行けるか?」の方です。

    インフルエンザなどの大病の後にいきなり無理をすれば、その後再び体調が悪化してしまうことは容易に想像できます。

    親としてすべきことは、「今日は午前中で帰ってこようか?」と、その翌日も同じ体調で登校できるような「体力と精神力の温存」をコントロールしてあげることです。

    特に不登校の子どもは、その日の気分のムラで行動を決める傾向があります。
リミッターの調節が苦手なので、頑張った翌日からは数日部屋で寝込んでしまう・・・という繰り返しになりがちなので、親が冷静に判断してあげることが大切です。
    段階4~今後の対応策を考える

    一度インフルエンザにかかった人は、翌年以降どうしたらかかりにくくなるのか?を考えるものです。

    予防接種を受けていなかった人は摂取することを検討するでしょうし、接種していてもかかってしまった人は人混みに行かないなどの対応策を練ります。

    インフルエンザも不登校も、同じような条件で生活していてもなる人とならない人がいます。

    
よって不登校になりやすいタイプは、他の人とは違う対処方法を身につけなくてはいけません。

    適切な対処方法は、段階2で接触した専門分野の人に助言をもらうことで良い解決策をもらうことができます。

    親としてずべきことは、子どもに代わって頼れるエキスパートとの出会いのチャンスを積極的に掴んでいくことです。

    子どもが突然不登校に!親として『できること』

    子どもが突然不登校に!親として『できること』
    次は親としてできることについてです。

    「すべきこと」は不登校の親として必ず行ってほしい「マスト」の部分でしたが、「できること」は心構えとして知っておいてほしい項目になります。

    親としてできることその1~家族の悩みをオープンにする

    不登校の家族には、親子だけで問題を解決しようとする人が多いです。

    初めのうちは学校やカウンセラーに相談しても、不登校の期間が長引くにつれて親が学校に出向く回数やカウンセリングを受けに行く機会を減らしてしまう親御さんも少なくありません。

    このように問題解決に向けて行動する歩みを止めてしまう要因は、「状況が変わらないので、人に相談するのがはばかれる・・・」という心理から来ています。

    しかし本来は、状況が変わらないからこそ頻繁にいろんな人に相談するべきです。

    もしもこれが身体の病気であれば、

    「言われた通りのお薬を飲んでるんですが効きません!」
    「いつまでも体調が悪いのは困ります。どうにかしてください!」

    と、もっと一生懸命になりますよね?

    セカンドオピニオンも検討するはずです。

    「心の問題」も、もっと貪欲に解決策に導いてくれる人を探しましょう。

    そのためには、できるだけ多くの人に子どもの状態を知ってもらって、情報のアンテナを広げていくことが大切です。

    親としてできることその2~入ってくる情報を選別する

    子どもが不登校になると、良かれと思って様々なアドバイスをくれる人がいます。

    これは問題解決に向けてとても良い環境ですが、全ての情報を受け入れる必要はありません。

    中には自分の価値観だけを押し付けて、とんちんかんなアドバイスで家族のリズムを崩してくる人もいます。

    親はできるだけ多くの情報を集めつつも、必要な情報と不必要な情報を仕分けするスキルを身につけましょう。

    では実際にはどのように、これらの情報を選別すれば良いのでしょうか?

    答えは単純です。

    好きだなと思える人の情報だけを優先していけばOKです。

    この好きだなと思える人は、身近な人だけとは限りません。

    
たまたま見つけたブログの中で、「この人の不登校に対する考え方好きだな」と思える人がいれば、積極的にコメントを送ったりしてみましょう。

    またその逆で、身内の中でも助言を受け入れ難い人は必ずいます。(たとえば親の世代には、なかなか現代の不登校事情を理解してもらうことは難しいです)

    普段は仲良くしているママ友でも、不登校に対する価値観の違いによっては相容れない考え方になってしまう人もいます。

    親としてできることは、無理して全ての人の情報を取り入れようとしないことです。

    おせっかいだな・・・と思う相手とは、思い切って距離を置くことも大切な決断です。

    親としてできることその3~子どもの感情に振り回されすぎない

    不登校解決には、子どもの気持ちに寄り添うことが求められます。

    しかし寄り添うことを優先するあまり、子どもがどんどんわがまま放題になってしまったり、親の生活リズムが狂うほど子ども中心の生活になってしまう危険もはらんでいます。

    不登校が中期段階になると、この辺りのバランスをどのように取っていけばよいか悩む親御さんが多いです。

    ここで親としてできることは、容認できることの線引きをしっかりと持っておくことです。

    たとえば、以下のようなことを注意してみてください。

    ✕ゲームの時間を制限する

    〇家事の手伝いをしてからゲームをするよう約束する

    ✕朝起きることができないので無理をさせない

    〇起きれなくても良いので、決まった時間には毎朝アラームはセットする

    ✕「〇年生から学校に行く」という子どもの言葉を信じて待つ

    〇宣言通りに行けるために逆算して今できることを少しずつ提案する

    このように子どもの要望を完全に拒否するのではなく、受け入れつつも社会復帰に向けてできることを一緒になって計画を立ててあげられるのは親だけです。

    子どもの要望の裏には「できないことの言い訳」も含まれていることを忘れないでください。

    愛情をもって躾けていく中で、社会復帰に向けての基礎体力を養っていくことができます。

    子どもが突然不登校に!社会としてできること

    子どもが突然不登校に!社会としてできること
    最後に紹介するのは、社会が一丸となってできる不登校の子どものための取り組みです。

    それはたとえ学校に行っていなくても、勉強できる環境をしっかりと整えてあげることです。

    これは文部科学省でも正式に発表されていることで、どこでどのように学んでも公平に評価を下す時代がこれからの教育です。

    文部科学省が発表!不登校が出席扱いになる7項目と具体例
    現在では義務教育課程で不登校になっている児童に対して、以前よりも柔軟な対応が行われています。 たとえば、不登校の児童でも一定の条件を満たしていれば、『学校に通わなくても出席扱いとみなしてくれる制度』などがあります。 これは令和元...

    したがって親も、学校に行っていない間の学習方法の情報を集めて子どもに提供する義務があります。

    今は在宅でも勉強できるツールがたくさん揃っています。

    コロナの影響でインターネットによるリモート学習も定着してきましたね。

    
いろんな企業がオンライン学習に力を入れているので、これからますます選択肢が増えていきます。

    特に不登校の子どもにとっては、自宅にいながら自分のペースで勉強できる仕組みはとても向いているでしょう。

    不得意教科だけを重点的に学習することもできるので、義務教育の出席日数が少なくても希望の高校に進学している生徒はたくさんいます。

    ぜひいろんなオンライン学習の中から、子どもの気質に合った学習方法を探してみてください。

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    まとめ

    子どもが不登校になった時に、親として「すべきこと」と「やるべきこと」について紹介してきました。

    どのように接すればよいか?の心構えとして捉えていただければ幸いです。

    子どもが不登校になると親としては落ち込んだり、イライラしたりすることが多くなります。

    時には子どもとぶつかり合ったり、親が自己嫌悪に陥ってしまうこともあるでしょう。

    でも安心してください。 全ての感情は、親として当たり前に抱いてよい感情です。

    親も一人の人間です。できるだけ多くの人に愚痴を吐いて、一人の時間を作ってリフレッシュしながら、子ども自身が持っている生きる力を信じていきましょう。

    味方になってくれる人は必ずいます!

    そのためにも一人で抱え込まずに、身近な人に頼ることから始めてみてください。

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