不登校はお金がかかる?お金がないと不登校は克服できないのか

不登校の悩み解決

不登校の子どもを持つと精神的にはもちろん、金銭的にも負担を感じるご家庭は多いです。

なぜなら子どもが不登校になると、一般の家庭に比べてお金がかかる要素が増えるからです。

そこで、

・なぜ不登校の子にお金がかかるのか?
・お金がないと不登校は克服できないのか?

など「不登校とお金」に絞ってまとめました。

なるべくお金をかけずに復学を目指しながら、スムーズに学校になじむことができるように学力UPまで考えていきましょう。

【不登校の疑問】どうしてお金がかかるのか?


不登校でお金がかかってしまう主な要因は以下の4つ。

・カウンセリングや病院にかかるお金
・セミナーや書籍にかかるお金
・学校で自動的に引かれるお金
・在宅していることによってかかるお金

ここでは一般的な公立の小中学校に通っている子どもを例にして紹介していきます。

病院やカウンセリングにかかるお金

不登校のきっかけは身体的症状が表面化することで気が付くことが多いです。

「あれ!?なんかおかしい!」と気づいたら内科など病院に連れて行きますよね。

原因がわからない場合は、カウンセリングを利用することもあるでしょう。

内科は保険が利用できても、カウンセリング代は、1回あたり5,000円ほどの面談料金がかかるのが一般的

月一度の訪問でも、年間60,000円を超える出費はとても大きいです。

近所にクリニックがない場合、その都度交通費もかかります。

セミナーや書籍にかかるお金

セミナーや書籍の購入費の目安は月8,000円、年間12,000円くらい必要です。

親として、不登校の原因や解決策が知りたいくて、セミナーや書籍を購入したくなりますよね。

確かにネットを使えば、無料で見れる情報もたくさんあります。

しかし、それだけでは解決できない方がほとんどではないでしょうか?

・もっと踏み込んだ内容を知りたい
・不登校の解決糸口がわかりそう

など、不登校専門のセミナーに参加したり、有名な先生の書籍を購入すれば解決策が見つかるでしょう。

しかし、参加費や購入代はけっこうな金額が必要です。

親として子どもの将来のためなら、お金をかけてもいいかなと思いますよね。

学校で自動的に引かれるお金

制服代みたいに、子どもが不登校でも支払わなくてはいけないお金があります。

ほかにも修学旅行に向けて積立をしているお金もあるかもしれません。

ただし、不登校が長期化した場合は、

・参加しなかった分の校外学習の費用が返金
・食べることがなかった1月分の給食費を免除

など学校によって対応は様々です。

在宅していることによってかかるお金

不登校で家にいる時間が長いほど、加算されるお金は多いです

たとえば、

・毎日用意しなくてはいけない昼食代
・電気代
・暖房費
・インターネット代

なども学校に行っている時よりもかさむでしょう。

特に不登校の子どもはネットの世界に没入することが多いです。

通信費が高騰しないように、wi-fi環境を整えておくことで回避できます。

不登校はどこまでお金はかければいいの?


子どもが不登校になったことで必然的にかかる費用について紹介してきました。

また親が積極的に不登校の勉強をしたり、子どもに良かれと思って始めさせたいことの中に大きな費用負担が生じる場合があります。

例えば以下のような費用です。

・カウンセリング・精神科の費用
・有料セミナーの費用
・民間のアフタースクール・デイサービスの費用
・民間の不登校支援の費用
・塾や家庭教師の費用
・リモート学習やオンライン授業の費用
・不登校の父母の会参加費用
・その他各種トレーニングセンターにかかる費用・・・etc

ざっと挙げるだけでも、これだけ有料の不登校支援があります。

藁にもすがるような思いでいる親にとっては、良かれと思う物を片っ端から試してみたい気持ちはよくわかります。

とはいえすべてに参加しようと思っても、時間とお金には限りがありますね。

また親だけが先走って肝心の子どもの心が追いつかないと、どれだけお金をかけても無駄になってしまいます。

そしてもう一つ見逃してはいけないことは、『子どもにお金をかけようとするほど、どちらかの親が仕事をセーブしなくてはいけなくなってしまう』という現実です。

当然子ども一人ではこれらの不登校支援に出向くことはできません。

お金をかけると同時に付き添いも必要なので、片方の親の収入がガクンと減ってしまうことも頭に入れておきましょう。

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不登校でもできるだけお金をかけたくない!どんな支援があるのか?


子供が不登校になったら、まずは利用できる公共のサービスがないかどうかを探すところから始めましょう。

どうしても宣伝が上手な民間の方に気を取られてしまいがちですが、調べてみると意外にも身近なところから無料で利用できる支援場所が多くあります。

そこで、お金をかけずに「不登校の支援をしてくれる場所を探す順番」について紹介していきます。

子供が不登校になったら?

・学校に相談
・スクールカウンセラーに相談
・市町村の支援窓口を利用
・教育支援センター・相談指導教室
・無料で利用できる民間のサービス

学校に相談

まず足がかりは、子供が通っている学校からスタートすることが基本です。

当たり前のような話ですが、

「子供が学校に行けなくなった=学校には頼れない」

と思ってしまいがちな親が多くいるのも事実なんです。

もしかすると子供自身が学校に対しての拒絶反応が強いあまりに、親も学校に相談することを諦めてしまうのかもしれません。

しかし不登校の相談は子供ではなく、親が動くことでも解決に向かっていきます。

まずは担任の先生を通して、学校の中で不登校の窓口になっている先生を紹介してもらいましょう。

文部科学省からは「不登校の生徒に対するガイダンス」が各学校に周知されているので、担当の先生からしかるべき次の手段についての助言を受けることができます。

スクールカウンセラーに相談


現在ほとんどの学校ではスクールカウンセラーの配置が義務付けられています。

学校によって常駐しているところもあれば、曜日を決めて予約制で受け付けている学校もあります。

一度のカウンセリングは1時間ほどあり、親だけの面談でも構いません。

もちろん費用はかからず、何度でも定期的な面談を行ってくれます。

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市町村の支援窓口を利用

スクールカウンセラーは不登校の気質に合わせた公的な相談窓口の情報を持っています。

複数の学校を掛け持ちしている先生もいるので、教育委員会の情報に関しても長けています。

自分で探すよりも、スクールカウンセラーからそれらの情報を得た方が早く正確な情報を得ることができるでしょう。

教育支援センター・相談指導教室


市町村の支援窓口を通して、無料で通うことができる「教育支援センター・相談指導教室」を紹介してもらえます。

「教育支援センター」とは

スクールカウンセラーとはまた別なカウンセリングを行ってくれる場所。

予約が必要ですが、親と子供それぞれを別室で専門職の人がカウンセリングをしてくれます。

「相談指導教室」とは

学校と同じようなシステムで不登校の子供だけで集まって勉強できる場所。

専任の先生がいて、学校の教科書に基づいた指導を行ってくれます。

相談指導教室で人間関係を慣らし生活のリズムをつかんでから、少しずつ復学を果たしていく生徒も多いです。

無料で利用できる民間のサービス

本来は高額な費用がかかる民間の支援サービスでも、初回のカウンセリングだけ無料で行なってくれたり、公的機関から依頼されて無料のセミナーが開催される時があります。

そのような情報は公的の相談窓口で紹介してもらえる時もありますし、積極的に不登校の他の家族とのコミュニケーションを図ることで、有益な情報を分けてもらうことができます。

参加したら2回目も顔を出さなくてはいけないのか・・・?と後ろめたくなる必要も全くありません。

無料で受けられるサービスを目一杯利用して、その中から有料で受ける価値があるものを見極めていきましょう。

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不登校で申請できる助成金はあるのか?


残念ながら不登校に直接支給してもらえる公的な助成金はありません。

ただし個人ではなく、不登校を受け入れている一部の民間フリースクールに助成金が下りてます。

結果的に、一世帯が負担を減らすことができる仕組みです。

助成金以外にも、家族の療養を理由に休職や退職した場合、失業手当の期間を延ばすことができます。

しかし残念ながら現状は、「不登校」を理由に失業手当の期間を伸ばすことは難しいです。

ただし、子供の不登校で思うような就業ができず収入が減った時に、「生活保護を申請」など利用できます。

自分の家庭の収入がこれらの条件に当てはまらないか?と調べてみると良いでしょう。

「引用:神奈川県〜生活保護・子ども支援員の取り組み〜(https://www.pref.kanagawa.jp/documents/7756/704620.pdf)」

参加しなかった学校行事や給食費など、学校に相談することも大切です。

不登校・周りの子はどうやって学習しているのか?


同じく不登校で悩んでいる他の家庭では、どのように経済的負担を減らしながら子供の学力を保っているのでしょうか?

できるだけお金をかけない方法には大まかに以下の二つがあります。

お金をかけずに不登校の子どもが学ぶ方法

・公的な学習空間を利用する
・オンライン学習を利用する

公的な学習空間を利用する


「引用 福岡市こども総合相談センター えがお館
(https://www.city.fukuoka.lg.jp/kodomo/egaokan/consultation/school/school02.html)」

主に「相談指導教室」がこれに当てはまります。

たとえば、「学校の教材を利用して学力の遅れを補う」など柔軟に対応してもらえます。

さらに、同じ悩みを抱えている子ども(=仲間)もいるので、一緒に理解し合いながら勉強することもできます。

学校と違い本人のペースに合わせてくれるので、登校できる日や時間だけでも構わないし、体を動かす授業や校外学習もあります。

相談指導教室の調べ方は、ネットで【地域 相談指導教室】検索してみましょう

オンライン学習を利用する


オンライン学習の良いところは、家で子どもの気質や学力に合わせて効率的に学ぶことができる点です。

さらに、手厚いサポートで安心して利用できます。

たとえば、

・勉強の仕方から教えてくれる
・オンライン上でわからない箇所を何度もで質問できる
・1人で挫折しないようにフォロー
・不登校でも出席扱いにできる
・どのような進路があるのかなど、親も一緒に相談できる

不登校でも学力が取り戻せる工夫がたくさんあります。

一方で費用面は、塾や家庭教師の1/10~半分ぐらいの料金で利用できます。

具体的に、

などが有名で不登校の子どもは利用しやすいです。

以上のように、まずは子どもにその気が芽生えれば公的な学習空間を利用してみる。

そして、補足的要素としてオンライン学習を利用してみるのも一つの方法です。

また地域によっては、ボランティア団体が子どもの勉強を見てくれる場所を設けています。

積極的に地域の情報を収集しておくと良いでしょう。

不登校でも大丈夫!将来の進路について


子供が不登校だと目の前のことに精一杯で、なかなか将来のことまでに目を向けることができません。

それは仕方のないことです。

無理して先の進路について考える必要はないと思います。

なぜなら、不登校の子供にとっては「今日一日をどのように過ごしていくか」の方が大切だからです。

ぜひ俯瞰的視野は専門の方にお任せして、家庭内では子どもの気持ちに寄り添って味方になってあげることを優先してください。

とはいえ、いつかは心身の健康を取り戻し社会に復活していくことを目標にしなくてはいけません。

そのためには、不登校の子どもが無理せず通うことができる進路についての情報を集めておくことは大切です。

・住んでいる地域
・公立の学校
・普通科のみの学校
・四年制大学への進学
・周りのお友達の進学先
・一般企業への就職
・終身雇用

いずれも現在40歳以上の親の世代にとっては、当たり前の価値観で決めていた将来の進路基準です。

いわゆる「ふつう」「安定の条件」と信じられていた選択基準ですよね。

しかし現在ではネットひとつで世界中と繋がっていて、どこにいてもいろんな形でお金を稼ぐことができる時代です。

人と接することが苦手で学校に行くのがキツイでも、ネットがあれば学ぶことができます。

基礎的な学力を学ぶことができれば、将来、夢中になれることやストレスなくできることは見つかります。


今はネットがあれば、仕事もお金の流れも循環していく社会です。

そのため無理して周りと同じような進路を選択しなくても、子どもにとって必要なスキルに焦点を合わせて学ぶことができる進路先を一緒に探してあげましょう。

住む地域を家族で変えてみるのもいいですし、ネットだけでスキルを習得できる分野もあります。

他者とのコミュニケーションを希望する子供には、フリースクールや通信制高校という選択肢もあります。

最終的に、進路を決めるのは子ども自身ですが選択肢は豊富です。

そのために親は昔の固定概念を捨てて、細分化された様々な進路先についての情報をできるだけ集めておきましょう。

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まとめ

今回はお金と不登校の関係にまとめました。

必ずしもお金をたくさんかけないと、不登校が克服できないというわけではありません。

できるだけお金をかけずに不登校を克服していく方法も、不登校の子どもに将来の選択肢を狭めないようにすることも、全て親の情報量が重要です。

知らないだけで損していることが世の中にはたくさんあります。

不登校も例外ではありません。

ぜひ、子どもも家計も楽になるような選択肢をできるだけ持つようにしてください。

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