不登校でも勉強すべき理由。勉強を始めるきっかけとやり直し方法

不登校の悩み解決

大切な子どもだから、

「今は家にいてくれるだけでいい・・・」
「心(または身体)の回復だけに専念していればいい・・・」

と思う時期はありました。

そして、

「家にいるのだから勉強しなくていいし、言ってもやらないだろう。」

と思っていました。

しかし、その考えは間違っています。

不登校でも子どもが社会に出た時、学歴はもちろん、基礎的な学力がないと子ども自身が大変な思いをします。

たとえば、税抜き消費税の計算ができない。

算数の割り算を使った簡単な計算ですが、意外とできない人は多いです。

「わからない=恥ずかしい」の繰り返しが心の負担になる。結果、鬱っぽい症状になって家から出れないという人もいます。

このように基礎的な学力を親があげることは、将来の子どもの知識(=財産)になります。

不登校と勉強。親の立場から考えてみたら

不登校と勉強。親の立場から考えてみたら
不登校と勉強の両立は、不登校の家族にとっては大きな課題です。

学校に行っていない分、授業の遅れを取り戻すことは容易ではないですよね。

しかも学年が進むほど、プログラムや英語など高度な学習内容に変わってきてます。

当然、親が子どもの勉強を教えることに限界を感じてくるでしょう。

そこで皆同じように思うことは、

『そもそも学校に通う気力を失っている子どもに勉強を無理強いする?』

ですよね。

しかし、あなたは「学力の大事さ」を知っていますよね。

もしかしたら、あなたの子どもは、

・気力を失っている
・やる気を出さない

など、ちょっと難しい状態かもしれません。

だったら親としてできることは、子どもの気質にあった学習習慣にしてあげるだけ。

もっと言うなら、学習の仕方をちょっとした工夫するだけです。

そのために、まずは学力を保つ必然性を知っておきましょう。

不登校でも勉強すべき理由


「学校に行かなくなった=勉強する機会を失った」というわけではないです。

一方で、

・学校に行かなくても、勉強できるツールがたくさんある
・学校は学力を保つための場所ではない

と考えることができます。

そもそも、学校に行く理由と勉強する理由をかけ離して考えるところから始めてみましょう。

多くの親子がここを勘違いしている部分です。

学校や塾に行かなくても勉強できる

インターネットを利用したオンライン学習で学習できます。

コロナの影響でリモートでの学習が見直されています。

オンラインを活用した塾や家庭教師なども増えていて、学校以外で学べるチャンスが昔に比べて格段に増えています。

これからの時代は、どこで学んだかよりも、どのようにして学んだかがとても重要になる時代。

無理して学校に行き、身体的・精神的にボロボロにならずにしっかり学べます。

学校は学力を保つための場所ではない

学校=義務教育は、社会に必要な最低限の一般常識を学べる場所。

学力を上げるだけの場所ではないです。

私たちは勘違いしているので、子どもが不登校になると「勉強する意欲まで失ってしまったのではないか?」と短絡的に考えてしまいます。

学力を上げることばかりに重きを置いていると、1日でも欠席するごとに不安は大きくなっていきます。

しかし不登校の子どもの多くは、自分にとって過ごしやすい場所があれば勉強する意欲を持つことができてます。

子どもに学ぶ場所を与える重要性

親は、子どもの教育を真剣に向き合う義務があります。

教育は、健全な生活のための衣食住と同じぐらい重要なことです。

なぜなら親が先にこの世を去った時に、一人で生きていけるだけの知恵が必要だから。

とはいえ生きていくための知性を育む場所は、決められた学区内の学校だけとは限りません。

・学区外への転校
・公立から私立への編入
・フリースクールへの編入
・定時制や通信制学校の検討
・オンライン学習の導入

など、できるだけ多くの情報を集めて選択肢を広げていくことが大切です。

社会人になってから「どこで学んできたか?」は大した重要事項ではありません。

どんなに有名な進学校を出ているよりも、

『社会人の一員としてどれだけ多くの人に貢献できるか?』

のほうが大切ではないでしょうか。

そのために親は目先の復学にとらわれるよりも、子どもの将来を見据えて本人の選択肢を増やしてあげること。

心地よく勉強ができる場所を提供してあげるようにしましょう。

子どもに勉強を続けさせるために親ができること

子どもに勉強を続けさせるために親ができること<
不登校の渦中にいる子どもは、一見生活全般のことに覇気がないように思われます。

実際に朝起きるのが辛かったり、決まった時間に食事をとったりお風呂に入ることが苦痛になってしまっている子どももいるでしょう。

また持て余している時間をゲームやネットで埋めてしまっている子どももいます。

これらの行動が、親から見れば勉強のやる気を失っているように見えるでしょう。

実際は違います。

前の章でも説明しましたが、部屋に閉じこもっているからといって勉強する意欲を失っているわけではないです。

大切なのは、どのようなタイミングで、どのような言い方で、子どもに「勉強の大切さ」を伝えるかです。

不登校の子どもに勉強の大切さを伝える良いタイミング

不登校の段階を細分化したチャートをよく見かけますが、大まかに3つに分けることができます。

・反発期
・停滞期
・回復期

反発期

伝えるタイミング→×

様々なショックを受ける時期。

この時期に無理に復学させようとしたり、机に向かわせようとする行為は逆効果です。

反発期とは

不登校になりたての初期の段階。親も子どもも不登校になったことを受け入れられない時期です。

停滞期

伝えるタイミング→△

この時期に伝えることはあまり得策ではないです。

一見精神的に穏やかに見えても、心の中では様々な葛藤を抱えている時期。

まずはゆっくり羽を休めることに専念させてあげましょう。

一緒に美味しいものを食べたり、温泉に浸かりに行ったり・・・など、親と子の信頼関係を結ぶ大切な時期です。

停滞期とは

学校に行かなくなって1ヶ月以上が経った頃。親も子も学校も、通学しないことが定着してくる時期です。

回復期

伝えるタイミング→○

ここに来てやっと居心地のよい学習空間を探してあげるタイミングです。

子ども自身も、学校に行っていないことで学力に対するコンプレックスを抱いているもの。

その不安に寄り添うように、様々な情報を提供できるような準備を整えておきましょう。

回復期とは

反発期の頃と比べるとどんなことでも肯定的に受け止めることができる時期。表情が明るくなり、覇気が出てきます。

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子どもに勉強のことをサラッと伝える

「眠りたい!」「食べたい!」と同じ位置付けで、「学びたい」という欲求を子どもが持っている前提で向き合いましょう。

当然ですが「勉強しなさい!」と頭ごなしに言いつけることは逆効果。

かといって必要以上に様子を伺うことも賢明ではありません。

たとえば、

『今勉強のことを言ったら余計に距離ができてしまうのではないか?』

とちょっと怖いと思いますよね。

不登校で勉強がストップしたまま長引いている家庭は、「親が子どもの機嫌に振り回され過ぎている」という特徴があります。

しかしこれでは、子どもが本来持っている欲求を満たしていません。

子どもを労わっているようで、実際には信頼していない証拠です。

ちょっと勇気を出して、親の方から「勉強してみない?」とさらっと伝えてみる。

「家で簡単にできる勉強ツールがあるんだよ。」くらいの感じで教えてあげましょう。

勉強をもっと簡単に、気軽に始めることができると伝えてあげましょう。

不登校の子どもとってハードルは低いが実績は高いオンライン学習

不登校の子どもとってハードルは低いが実績は高いオンライン学習
気軽に始めることができるオンライン学習は、不登校の子どもに多くの実績を残しています。

「引用:すらら(https://surala.jp/type/truancy.html)」

オンライン学習とは、インターネットを通じて有名講師の講義を受講することができたり、直接担当の先生に勉強を教わることができるツールです。
4つメリット〜不登校の子ども〜

・自分のペースで勉強ができる
・対人関係のストレスがない
・苦手な単元だけ習得できる
・経済的負担が少ない

自分のペースで勉強ができる

オンライン学習なので、好きな時間に勉強を始めることができます。

さらに、体調に合わせて無理のない学習習慣を身につけることもできます。

ほかにも勉強する場所が「自分の部屋」でも大丈夫なので、ストレスフリーですよね。

自由に学べることがハードルを下げているので、支持されています。

対人関係のストレスがない

人の目を気にしたり、相手との距離感に気を使いながら勉強することはないです。

学校や塾みたいにたくさんの子どもがいないので、リラックスして勉強に集中できます。

登校しようとすると、身体的疾患が出てしまう子どもでも使いやすいです。

苦手な単元だけ習得できる

オンライン学習は、苦手な単元だけを選択することができます。

よって、効率的に学校の授業に追いつくことができます。

またオンライン学習は分析機能が充実しているので、客観的に学力の偏りを確認しながらカリキュラムの編成を行うことができます。

経済的負担が少ない

費用面は親のメリットですが、一般的な塾や家庭教師に比べてオンライン学習はかかる費用が少ないです。

たとえば、

など塾や家庭教師は安くて月20,000〜30,000円は当たり前ですが、オンライン学習は10,000円以下。

なるべく経済的負担を減らしたい家庭はもちろん、不登校で通院やカウンセリングなどの出費が多い家庭にとってはありがたいです。

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社会復帰に向けたオンライン学習の活用方法

オンライン学習は学力の遅れを取り戻すだけではなく、子どもの社会復帰に向けて活用できます。

例えば初めのうちは自分のペースで学習習慣を身につけていくことに集中。

その後は慣れてきた頃に、個別コーチ(例:スタディサプリのチャット機能)をつけてアドバイスをしてもらうことも有効です。

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親以外の大人と触れ合うことは、社会復帰に向けて大きなきっかけとなります。

また学習習慣がついて学力が上がっている自覚が持てると、もっと知識を習得したいという欲求が芽生えてきます。

そんな時に頼りになるのは親ではなくその道専門のプロ。

オンライン学習であれば最新の進学情報もたくさん持っていますし、子どもの気質に合わせた進路についての相談(例:すららコーチ)も乗ってもらえます。

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不登校だから勉強が将来を変える

不登校だから勉強が将来を変える
子どもの体力の回復を待ってから学習習慣が身につくと、必然的に進路の選択肢も増えます。

むしろ普通に学校に通っているよりも、情報収集を多くした不登校の家庭の方が進学の選択肢も多いというのが現状です。

というのも不登校を経験せずに学校を卒業すると、日本の教育は特に「周りと大差のない人生」を選択しがちです。

当たり前のように「地元の公立高校や私立高校に進み、将来の夢がないままなんとなく四年制の大学に進む」というのが大筋の流れではないでしょうか?

これは「とりあえず周りと同じような選択をすればハミ出すことはない」という心理。

一方、不登校を経験することで、学ぶ場所よりも「どう学んできたか」を重視した考え方なります。

もちろん集団生活になじめないことで人の痛みに敏感にもなっていますし、失敗しても立ち直ることができるという懐の深さを持っています。

他者に対して寛容で、共感するスキルも高いです

不登校を経験した子どもが進みやすい道

不登校という辛い人生経験を歩んだ子どもが進む道は大まかに2つに分かれます。

・個人事業主として会社に属さずフリーランスで収入を得る働き方
・誰かの役に立っていることが実感できる職種

個人事業主として会社に属さずフリーランスで収入を得る働き方

自由に働くことができますが、身につけなくてはいけないスキルも多いです。

よって逆算して目指す道に必要な資格を専門学校などで習得する子どもが多いです。

誰かの役に立っていることが実感できる職種

医療や福祉関係、サービス業などの接客業が代表的です。

ほかにも、ユーチューバーや芸能界に興味を持つ子どももいるでしょう。

人間関係が仕事のヤル気に影響するような職場よりも、目の前のお客様を満足させることにそれぞれが集中できるような環境に身を置く子どもが多いです。

いずれにしても比較的早めに明確にやりたいことを見つける子どもが多いです。

ただなんとなく受かりそうなレベルの学校を選択するのではなく、目的を持って必要な科目を履修する道を選び進んでいます。

子どもの未来のために親ができること

不登校は当事者だけではなく、親も成長し気づかせてくれることが多いです。

不登校真っ只中の時は気苦労も多いですが、生きるための明確な目的ができた子どもの力は不登校を経験したことがない子どもよりも強いです。

親としてできることは、以下の3つです。

・清潔で健康的な住環境の提供
・強く生きていける大人に育てあげること
・最新の情報を収集して、子どもの進みたい道を応援すること

中学のうちに復学を果たさなかった場合は、通信制高校という選択肢もあります。

早い時期から稼ぐことに興味を示せば、経済的な学習に集中できるような環境を整えてあげることも有効です。

まとめ

不登校でも学校の勉強が大切な理由について紹介してきました。

重要なのは「学校で習う勉強内容」であって、「学校で勉強を習うこと」ではありません。

ただし、もちろん学校には行ってほしいですよね。

それは多くの不登校の親の本音でもありますし、実際に1番効率的にたくさんのことが学べる場所や思い出を作る場所が学校であることに間違いはありません。

とはいえ、不登校だからといって勉強する機会を失ったわけではない。

勉強の大切さを伝えないことは間違っています。

子どもには学習意欲が備わっています。

その欲求を学校に行けないということだけで諦めてしまうことがないように、様々な情報を集めて最善を尽くすことが親としてできることです。

不登校が遅れた勉強を取り戻し『出席扱い』にできるオンライン学習〜おすすめランキング〜
学校に行くことができない。もちろん、塾や家庭教師も無理。だけど、将来を諦めたくない。同じ気持ちの親御さんはたくさんいます。そんな親子を支えているのがネット学習。ict教材なら基礎から学べて出席扱いにもなります。低いハードルからスタートし、飽きずに続けることができるの教材はどれなのか?おすすめランキングとしてまとめました

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