不登校の息子がスタディサプリを使ってわかったメリット・デメリット

オンライン学習

息子は小学校高学年から中学生まで不登校でした。小学校はなんとか休みを重ねながらも行けていたのですが、中学に入ってからはほとんど出席していません。

特に特定できる原因はなかったのですが、通う中学校のほとんどが小学校からの持ち上がりなので行きづらかった部分もあるのでしょう。

とはいえ息子は家では比較的、精神的に安定しながら過ごしていました。仲の良い友達もいたのでLINEで繋がっていられたのも大きかったと思います。

ただどうしても不安だったのが学力面でした。学校に行く数が少ない分、学力は低下。

最初の頃は不安があまりありませんでしたが、中学生になり不安が膨らんできました・・・。

しかし息子は父が税理士の影響か、将来の目標は税理士になることです。だから、高校に進学して勉強する必要があると理解していました。

そんな息子が自分でできると選んだのがスタディサプリです。

息子
息子

YouTubeみたいに動画だとわかりやすいと思った

最初はスタディサプリのベーシックコースから始めて、途中から個別指導に変更する結果になりました。

スタディサプリを使い続けている理由

スタディサプリを使い続けている理由
息子がスタディサプリを知ったきっかけは、「オンライン学習で検索するとトップヒットに出てきたから」という単純な理由です。

私もCMなどで見てなんとなく名前だけは知っていました。

当然学校に行けてないわけですから、塾に通ったり家庭教師の先生に来ていただくことには抵抗がありました。

「なにもしないより、自宅で自分のペースでできるのなら・・・」と思いながらも、「本当にネットで勉強できるのか?」と疑っていました。

とはいえスタディサプリは、試しに利用して見るにはちょうど良い価格設定。

5教科がセットになっていて、月額980円(2020年価格改正が、月額1,980 円(税抜き))で利用することができたのです。

給食費よりも安い金額で勉強と繋がることができるのなら!そして何より息子が自分の意思でやろうと決めたのなら!と思い、親としては応援しようと思いました。

実際に使っていくうちに息子の理解力は上がっていき、よく勉強するようになっていました。

ただ、スタディサプリは質問することができません。

私でわかることはもちろん教えますが、中学生になってくるとわからない問題が増えてきます。

とくに数学の空間図形問題などはまったくわかりませんでした。

だから去年(2019年)から専属コーチがつく個別指導コースのプランに変えることにしました。それでも料金は9800円です。

息子
息子

チャットで質問できるし、勉強のアドバイスもしてくれます。


個別指導コースに変更するに至るまで
  • ベーシックコースでの勉強方法
    最初は月額料金が一番安いベーシックコースから始めました。

    息子のやり方は、教科書を最初に開きわかる箇所は飛ばしながら勉強する。この方法が効率よかったみたいです。

    逆に苦手科目の授業は、なんども再生と停止を繰り返しながら視聴していく。

    最終的には自分が他の人に教えるようなイメージトレーニングをしながら勉強を進めていました。

  • 生活のメリハリも大切
    スタディサプリを始めるまでは生活は昼夜逆転になることが多かったです。

    スタディサプリを始めてからは、「朝食をしっかり食べてから勉強をはじめる」という規則正しい生活に戻すことを親子で約束しました。

    ほかにも、午前中に集中して勉強したほうが吸収するスピードが早かったようです。

    息子
    息子

    昼ごはん後は、ちょっとだけ寝ると頭がすっきりしました。

  • 書店の問題集との併用
    スタディサプリの勉強で自信がつくと、腕試しで書店に売られている問題集をこなすようにもなりました。

    問題が解けた自信は加速的に次の勉強の意欲につながります。

    どんどん欲が出て他の問題集も買うようになり、メルカリなどで安く出品されている問題集を上手に活用してやりくりしていました。

  • 勉強への欲が個別指導に
    高校に進学したい気持ちは決まっているので、息子はスタディサプリをしっかり活用しています。

    ただ、自分がしている勉強に自信を持たせるためには、アドバイスしてくれる大人の存在が身近に必要だと思ったのでしょう。

    「親や先生以外に頼れる大人の存在」を求めて、最終的にはスタディサプリの個別指導を利用したいと言ってきました。

スマホがあれば外で勉強できる

スマホがあれば外で勉強できる
自宅学習を行う場合、スマホとwifi環境さえあればすぐに始めることができます。

なので特別な何かを用意する必要はありませんが、それでも私は息子がスタディサプリに熱心になり始めた頃から定期的に外で勉強するためのお小遣いを用意していました。

それは1日500円程度のお小遣いを週に2回ぐらいのペースでしたが、息子はスタディサプリ用のタブレットと教材を外に持ち出して、その500円をカフェ代などに費やしながら勉強するようになりました。

これは息子が身支度を整えて外に出かけるための訓練でもありました。

不登校で家に閉じこもっていると、どんどん人の目が怖くなります。少しずつ外に慣れる必要があると思いました。

息子はスタディサプリで勉強すると集中しているので、図書館やカフェで他人の視線はほとんど気にならないようでした。

そういった意味でも外に持ち出してどこでも勉強できるスタディサプリは、不登校から社会復帰を目指す子供には向いているサービスだと思います。

スタディサプリのメリットとデメリット


息子が自ら希望したスタディサプリの「個別指導コース」は、とてもメリットが大きいものでした。

本来、スタディサプリの個別指導コースは一人で勉強するより効果的に受験へのプランを立てることができるものです。

しかし、不登校な息子の場合チャットで「話せる相手」がいることが強力な味方でした。

また、大学生というちょっと上のお兄さん的な存在は、親にとっても安心材料。理由は、親以外でちょっと憧れの年上とのやり取りが家での孤独を忘れさせ、楽しみにもなっていたからです。

昔と今では高校進学に対する価値観も違いますし、受験対策にも差があります。親の価値観だけでは乗り越えられなかったことが、スタディサプリの個別指導を受けることで身につけることができたと思います。

一方デメリットは、高校進学後のコミュニケーション能力に不安が残ることです。これは多くの不登校の親御さんが心配していることかもしれません。

個別指導とはいえ息子の気質に合わせた画面を通してのやり取りだけでは、いろんな性格の人や集団行動の中での立ち位置などを学ぶことができません。

また決まった時間に決められた場所に行くことや、集団の中で試験を行うことの訓練まではオンライン学習では身につけることができません。

そのため受験本番に不安を抱える人は、訓練の意味を兼ねて他の塾で開催されている模試に参加したりする工夫をした方が良いと思います。

まとめ

おかげさまで息子は、スタディサプリを利用することで学校に通っている友達と変わらない学力を身につけることができました。

また途中でベーシックコースから個別指導コースに切り替えたことで、コーチとのコミュニケーションを通して社会に復帰する力を溜めることもできたと思います。

私の知人にも、スタディサプリで自信をつけてから集団学習塾に通うようになった不登校のお子さんもいらっしゃいます。

人によってやり方は様々ですが、スタディサプリだけでは身に付けることができない緊張感を、他のやり方で身に付けられるように情報収集することも親の役目かと思います。

息子はもともと興味を持ったことに対する集中力と、将来進みたい道が早い段階で決まっていたことが功を奏しました。

目的があることがスタディサプリで勉強を続ける後押しになったと思います。

オンライン学習は自己責任の要素が大きいので、「やらされている感」を持ちながらやっていてはあまり身につかないかなと思いました。

<目的>と<性格>がスタディサプリの学習方法とぴったりと合致して、さらに親にとってもお財布に優しい・・・という、我が家にとっては理想的な教材でした。

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