不登校のタイプ別。家庭教師とオンライン家庭教師どっちが向いているか比較

不登校の悩み解決

不登校のため本気で学力を取り戻そうと、家庭教師を検討しているご家庭もあるかと思います。

しかし長時間不登校で引きこもりの状態でいると、対人関係に不安があるお子様もいらっしゃるのではないでしょうか。

家族や限定した大人とのコミュニケーションを図れても、それ以外の大人とはできるだけ接触を避けている子供もいます。

また大人に対して苦手意識を持っている子供も多く、無理に家庭教師を依頼することでかえって引きこもりが悪化してしまうこともあるので注意が必要です。

最近では「オンライン家庭教師」という言葉を頻繁に目にするようになってきました。

オンライン学習の最先端と言えるオンライン家庭教師ですが、インターネット授業であれば自分の子供でもできるのではないか?と期待値が高まります。

そこでこの記事では、学力向上を目的に在宅でマンツーマンの教育をしてもらいたい子供にとって、普通の家庭教師とオンラインの家庭教師どちらがメリットが大きいのか?について比較検討していきます。

不登校のタイプ別・家庭教師の選び方

まずは従来からある、一般的な家庭教師について検討していきましょう。

家庭教師は派遣する会社から先生が家にやってきて、主に子供の部屋で一対一で授業を行う形式です。

その時間親が介入しないので、心を許した先生であれば勉強に集中することができます。

また先生が来ている間の時間を親も好きなことに充てられるため、子供が不登校でなかなか自分の時間を取れない親御さんにとっても助かるサービスです。

では、家に来てもらう家庭教師に向いている生徒はどのようなタイプでしょうか?

不登校タイプ別リアル家庭教師が向いている生徒1~対人関係に苦手意識が少ない

不登校の子供には、パーソナルスペースを確保したいと思っている性格の子が多いです。

また感受性が豊かな子供も多いので、相手の気持ちを考えすぎたり、自分の行いを過剰に気にするあまりに他者との付き合いに距離を置きたがる人も多いです。

一方で本当はもっといろんな人と関わりを持ちたいと、密かに思っている子供もいます。

このようなタイプは人とラポールを築くのに時間がかかるだけで、信頼できる相手と分かれば、とことん相手のことを慕う傾向があります。

もしも家庭教師の先生が子供にとってかけがえのない存在になれば、勉強が好きになり成績を上げるための努力を惜しまないでしょう。

不登校タイプ別リアル家庭教師が向いている生徒2~進学校を目指している

もともと勉強が好きで、いずれは進学校への受験を希望している子供にもリアル家庭教師は強い味方になってくれます。

数ある学習方法の中でも家庭教師は、子供の成績を確実に上げてくれる方法として有名です。

その子の学習傾向に合わせた指導をしてくれますし、進学先がはっきりしている場合は、その学校に焦点を合わせた受験対策を考えてくれるので心強いですね。

なので有名な進学校には進みたいけれど学校には行きたくない(行けない)・・・という生徒には、在宅で家庭教師を招く勉強は効果があります。

不登校タイプ別リアル家庭教師が向いている生徒3~対人関係の訓練がしたい

不登校の子どもの中には、他者とコミュニケーションをとることは苦手ではないけれど、上手に感情をコントロールできないタイプの生徒もいます。

独自の感性を持っていたり、こだわりが強いタイプの子供も当てはまります。

このようなタイプの子供にはあえて生身の人間の家庭教師を招くことで、親以外の大人との関係性を築く練習を行うことができます。

そのためには児童心理や発達障害の知識を持った家庭教師を探すようにしましょう。

そして他者との上手なコミュニケーションを学んでいきながら、少しずつ学習習慣を身につけていくことができます。

家庭教師にお願いするメリット・デメリット

リアル家庭教師だからこそできる取り組みがたくさんあります。

なので対人関係に不安がなく、最寄りに来てもらえる家庭教師の先生がいる場合は 、まずは家に来てもらえる家庭教師から試してみるのも良いかもしれません。

その上で「来てもらうことが苦痛」になってしまった時には、改めてオンライン家庭教師について検討してみるのも方法です。

でもその前に、家庭教師を依頼するメリットとデメリットについておさらいしてみましょう。

家庭教師のメリット

その1~他者とコミュニケーションをとっている実感を持てる。

家庭教師と生徒の関係は小さな社会と同じです。

つまりリアルな先生を通して社会を知ることができます。

目の前の先生を敬う気持ちや、約束の時間に身支度を整えて準備をしておくことなど、社会復帰に向けての訓練になる事をたくさん習慣づけることができますね。
その2~親が先生に相談しやすい

先生と直接対面することができれば、親と先生の一対一の面談を行うことも可能です。

その中で不登校の子供に適した進路先の相談や、親がいない時の子供の様子などを伺うことができます。

子供が不登校だと母と子で家に閉じこもってしまうことが多いので、母親自身が子供について相談できる相手がいることは救いになります。
その3~家庭教師を通して夢を抱ける

子供にとって信頼できる家庭教師と巡り会えれば、先生に対して依存する気持ちが芽生えてきます。

特に不登校で社会との接点がない子供にとっては、親よりも大切な存在になるかもしれません。

そして依存する気持ちはいつしか憧れに変わり、「一生懸命勉強をして、先生と同じような大学に行きたい」と具体的な目標ができる子供がいます。

肉親以外の大人の存在は重要です。

学校の先生ともまた違った関係性を保てるのが家庭教師の良いところです。

家庭教師のデメリット

その1~先生の当たり外れがある

家庭教師は大手の進学塾が経営母体の会社から派遣される場合もあれば、個人で家庭教師を行っている人もいます。

開業届を出し場所を借りながら運営する塾に比べて、裾野が広いのが特徴。

そうなってくると依頼する家庭教師が、本当に信頼できるのか?という判断が迫られます。

いくら子供が気を許しても一向に成績が上がらなければ意味がありませんし、不登校への理解がないまま一方的に授業を進められてしまうのも子供にとってよくありません。

学生アルバイトだけで適当に繋いでいる会社もあります。

塾や通信教材を選ぶよりも、当たり外れが大きいのがネックです。

その2~授業料が高い

家庭教師の授業料は、他の学習方法に比べてかなり高めなのが特徴です。

どんなに安いところでも、一週間に1回来てもらうだけで最低でも2万円はかかります。

さらに進学校を目指すとなるともっと頻繁に足を運んでもらう必要があるので、数万円単位で授業料がかかってしまうことはザラです。


それ以外にも遠方から来てもらう時の交通費や、毎回用意する飲み物やお茶菓子など・・・。

リアルの家庭教師は何かと出費が多くなってしまうのが親としては痛いところかもしれません。

不登校のタイプ別・オンライン家庭教師の選び方

続いてはバーチャル家庭教師である「オンライン家庭教師」について紹介していきます。

バーチャルといっても、インターネット越しには生身の先生が授業を教えてくれます。

通信教材であるようなAIチャットとも違いますし、オンライン学習で講師の講義を視聴するスタイルとも異なります。

リモートとはいえリアルタイムで授業を一対一で受けられるので、家に来てもらう家庭教師とほぼ同等の教育を受けることができます。

不登校タイプ別オンライン家庭教師が向いている生徒1~コミュニケーションに不安がある

引きこもりの期間が長くコミュニケーションに強いストレスを感じるタイプは、オンライン家庭教師の方が向いています。

目の前に先生がいるとプレッシャーに感じてしまうことも、画面を挟むことで気持ちが十分に紛れるからです。

あらかじめ不登校の状況を先生にも理解しておいてもらえば、精神的に不安定な状態になった時に自由に画面からフェードアウトしたり、一旦オフモードにしたりすることもできるので、それだけでも気持ちがラクです。

不登校タイプ別オンライン家庭教師が向いている生徒2~インターネットが好き

ゲームやスマートフォンなど、普段からインターネットと向き合う時に集中力が高まるタイプの子供もオンライン家庭教師の方が向いています。

勉強する時ぐらいインターネットから離れてほしい・・・と願う親御さんもいるかもしれませんが、学力向上が目的なのであれば「子供の好き」を優先させてあげるようにしましょう。

好きな気持ちはそのまま「向上心」や「継続」につながります。

実際にインターネットに興味がある子供の、パソコンと向き合う時の集中力はハンパありません。

これを上手に家庭教師に生かしていくと良いでしょう。

不登校タイプ別オンライン家庭教師が向いている生徒3~身体的要因がある

不登校の子供の中には、様々な身体的理由を抱えながら在宅で勉強している子供も多いです。

学校に行きたくても、環境が整わなければ他の生徒と机を並べることができません。

また精神的理由から、外に出ようとすると身体的症状が出てしまう子供もいます。

このような場合自分のホームに先生が来てもらっても、その先生に専門的ケアの知識がないと意味がありません。

さらに具体的な例を挙げると、引きこもりが長期化していて入浴や歯磨き、散髪、着替えなどが億劫になってしまっている子供もいます。

滞ってしまった習慣を元に戻すのは、経験したことがない人が想像する以上に大変です。

オンライン家庭教師であれば、様々な事情を抱えた子供でも家庭教師に教えてもらえる唯一無二の可能性が残っています。

オンライン家庭教師にお願いするメリット・デメリット

対人関係に極度の不安があったり、身体的精神的に人と直接会うことが困難な子供には、オンライン家庭教師は頼りの綱になります。

また性格的にインターネットの学習の方が、飛躍的に成績を伸ばすタイプの子供がいるので、どちらが自分の子供に向いているのか客観的に観察してみてください。

その上でオンライン家庭教師のメリットとデメリットについても触れていきましょう。

オンライン家庭教師のメリット

その1~リアル家庭教師よりも敷居が低い

家庭教師によるマンツーマンの指導を受けたいけれど、「対人関係にどうしても不安がある」という家庭には、不安な要素を軽減してくれるところが多いオンライン家庭教師はおすすめです。

目の前に実際に人がいるのといないのとでは、精神的プレッシャーに大きな差があります。

大人でも通勤するよりも、在宅でリモートワークをした方が気質的に合っている人もいますよね。

それだけ自分の部屋で、自分だけがいる空間で勉強することが救いになる子供がいるのです。

その2~教材学習よりも成績が上がりやすい。

同じく自分の家で行う教材学習やタブレット配信学習よりも、成績が上がるスピードが早いのがオンライン家庭教師の特徴です。

一対一でその生徒に合わせた指導をしてくれるので、当たり前ですね。

もしかしたら普通に学校に通うよりも、オンライン家庭教師で成績がぐんぐん伸びる子供の方が多いかもしれません。

オンラインを通してわからないところを何度も質問したり、こちらが納得するまで先生も待ってくれます。

勉強以外の何げない声掛けが救いになることもあるでしょう。

その3~リアル家庭教師よりも費用が安い

オンライン家庭教師の方が、実際に家に来てもらう家庭教師よりも月にかかるお金を抑えることができます。

一般的にオンライン家庭教師は1時間あたりの単価が決まっていて、単価×費やした時間で料金が請求されます。

先生の移動時間も含めて計算されるようなリアル家庭教師とは違って、できるだけ経費が抑えられているのも授業料が安い要因です。

ただしオンライン家庭教師の会社や、依頼する単元数によっても授業料が変わっていくので、事前に料金のシミュレーションをしっかり立てておくようにしましょう。


普通の家庭教師よりも安いからといって、あれもこれもと欲張ってしまうとあっという間に料金が跳ね上がってしまうので注意が必要です。

オンライン家庭教師のデメリット

その1~親が進捗状況を掴みづらい

リアルな家庭教師よりも、オンライン家庭教師の方が先生と生徒のプライバシー性が保たれています。

完全に二人の世界ができあがってしまうので、そこに親が入り込む余地はあまりありません。

オンライン家庭教師の会社によっては、親に向けたアフターフォローを実施しているところもありますが、子供の勉強の様子を何となく感じ取ることができるリアル家庭教師よりは、親には信頼して任せる姿勢が問われます。

その2~料金のシミュレーションが必要

前の章で家に来てもらう家庭教師よりは料金を抑えられる話をしましたが、 利用した時間数によって料金が変動するので、無計画で依頼してしまうと高額な出費になってしまうことがあります。

ゲームの課金と同じで、インターネットを介してしまうと時間の感覚が薄れ、延長に対する気持ちも緩くなっていまいます。

不思議と対面での家庭教師より、時間経過が早く感じてしまう子供が多いです。

よって、かけられる予算の上限を決めて、どのようなカリキュラムで指導を受けるのかをしっかりと計画を立てておくことをオススメします。

場合によっては、オンライン学習とオンライン家庭教師を上手に組み合わせて、必要な時だけオンライン家庭教師に依頼するような仕組みを整えた方が効率が良いかもしれません。

>>>任せることができるオンライン家庭教師

まとめ~家庭教師とオンライン家庭教師・タイプによって比較した結果

家庭教師<リアルvsオンライン>について、不登校のタイプ別に紹介してきました。

親の見極めのポイントとしては、子供が「本当はいろんな人と関わりを持ちたいと思っているか?」と「極力人と会わないようにしているのか?」のどちらなのかを観察してみると良いでしょう。

また家庭教師を依頼するにあたって、どっちが精神的負荷が少ないか?を本人に確認してみるのが一番です。

そして最後に、もう一つ大切なことをお伝えします。

それはどちらの家庭教師を依頼するにしても、事前に依頼する会社に子供の状況を詳しくお伝えしておくことです。

どうして学校に行けなくなったのか?どういう時に気持ちが沈んだりパニックを起こしたりするのか?などを、できるだけ詳細に報告するようにしましょう。

そうすることで子供の気質に適した先生を派遣してもらえますし、会社によっては不登校や引きこもり、発達障害の勉強をしている先生が就いてくれる時もあります。

家庭教師の先生も一緒に子供の不登校と向き合ってくれるように、頼れる大人の力はたくさん借りるようにしてください。

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